今朝のHTB「イチモニ」でうれしいニュースがありましたよ!?
何と、連休明けから野菜がグ~ンと値下りしているらしいんです。
特に冬の間は、北海道産の野菜が少なくなって、野菜が高騰する札幌市内のスーパーマーケットです。
野菜が値下がりし始めるのも春を感じる恒例的なもののようですけど、何と直近では、更に値下がりしているということです。
では、どうして安くなったの?
何が?
どれくらい?
のあたりを、「イチモニ」ニュースを基にしながら、ちょっと調べてまとめてみましたよ。
そしたら。。。
何がどれだけ安くなったのか?
イチモニの「石沢綾子のざわつくニュース」で取り上げた4品目
前月比 | 前価格 | 現価格 | |
レタス 1玉あたり(350g) | 約29%⤵ | 193円 | 137円 |
きゅうり 1本あたり(100g) | 約10%⤵ | 58円 | 52円 |
玉ねぎ 1個あたり(200g) | 約7%⤵ | 54円 | 50円 |
にんじん 1本あたり(150g) | 約7%⤵ | 63円 | 59円 |
参考:札幌市生活関連商品小売価格緊急調査結果
ん~ん、レタスは分かりやすいんですけど、その他の野菜は、スーパーのその日の販売価格が高いとか安いとか、そんなレベルの価格差なので、スーパーに行っても、あまり実感できそうにないですよ。
生活関連商品小売価格緊急調査結果の書面
HTB「イチモニ」で参考にしている調査結果の原文(5月の調査結果)を見てみると、逆に「対前月比で 10%以上値上がりした品目」という項目もあって、
ほうれん草 12.8%
はくさい 15.0%
長ねぎ 10.7%
とあり、だいこんや生しいたけも、前月比で値上がりしています。
野菜の全てが値下がりしているわけではなく、どうやら、値下がり・値上がりの両方がありながら、レタスが29%と大きく値下がりしたのが注目点!
といった感じでしょうか?
どうして?
HTB「イチモニ」で言っていた理由
レタスが値下がりした理由 鵡川産の出荷がピーク
と画面表示もありましたけど、
10連休の間、市場もお休み、でも野菜は育ち採られていたので、10連休明けに一気に市場に集まり、アンバランスになったので値段が下がった、特にレタス・葉もの・キュウリが値下がりしたといったニュアンスの画像&コメントもありました。
生活関連商品小売価格緊急調査結果を引用
ア 値上げ
はくさい :主産地は茨城。昨年の豊作で入荷量が増え値下がりしていたが、 今月は入荷量が落ち着いたため値上がりし、平年並みの価格に戻 ったと思われる。イ 値下げ
レタス :鵡川産が出荷のピークのため流通量が増え、値下がりしたと思われる。きゅうり:宮崎産が出荷のピークのため流通量が増え、値下がりしたと思われる。
まとめ
要するに
①レタスは鵡川産の出荷がピークとなり、市場のGW10連休明けとも相まって、3割近い値下がりになった。
②野菜の全てが値下りしたわけではなく、上がっている野菜もあれば下がっている野菜もある。
私の結論
❶レタス以外は、よくある範疇の上下動なので、注目するべきはレタスが安い!!の1点
札幌市生活関連商品小売価格緊急調査結果の他の月を見てみても、毎月何かしらの上下動はあるし、この手のレポートって誰かが言ったことを鵜呑みにした的外れ的見解であったりすることもあるので、値下がりの理由も本当はどうか???
❷イチモニの言う「野菜が値下り」や「10連休の良い効果?」の部分は、鵜呑みにしてはいけない!!
北海道ではよくありがちな「灯油が値上がりして生活に支障をきたす!」っていう報道ですけど、いつと比較してのお話か?原油が過去最低レベルの2016年頃と比較すればそうなんでしょうけど、10年前と比較したらどうなのよ?
天気予報のように、「平年比」とか「観測史上最高」など誤解なく比較しやすい報道のされ方を期待しちゃいますよ。。。
ま~世の中の動向なんて、その時々の感情で決まるものだし、言いたい側の言い分だけで事が進むことだらけですからね。。。
アメリカも中国も韓国もトヨタも。。。
それではまた。。。