北海道のサクラ開花予想は各地で２０日の差！ＧＷの気温差も大きいの？

３月も末に入りましたけど、今朝の気温が札幌ではマイナス１．９℃、北見ではマイナス１１．７℃と、まだまだ寒く、地域での差も大きい北海道です。

そんな北海道にも、昨日３月２８日に日本気象協会より「サクラの開花予想」が発表されていたと、今朝のニュースで見ましたよ。

札幌は４月３０日だそうなので、ここ５年間と比べるとちょっと遅めとなりそうです。

４月２７日から５月６日までの大型１０日間連休となる今年のゴールデンウィーク、桜の見ごろが連休中に間に合ってくれるとよいのですけど。。。

と言えるのは札幌と函館周辺の地域だけですけどね。

何と一番早い松前の開花日が４月２５日であるのに対して、一番遅い根室では５月１５日とその差は２０日もあります。

新年号に変わる５月１日にサクラで盛り上がれそうな函館や札幌、開花宣言だけでも間に合うかな？という微妙な旭川や帯広、完全に間に合わない稚内や網走・釧路など。。。

改めて、北海道は大きいな～と感じますよ。

そこで今回は、そんな差が大きい北海道のゴールデンウィークの気候について調べてみました。

サクラの開花予想（日本気象協会発表）

４月２５日　松前
４月２７日　函館
４月３０日　札幌
５月　２日　新ひだか・帯広・旭川
５月　３日　室蘭
５月　６日　倶知安
５月　７日　浦河
５月　８日　留萌
５月　９日　網走
５月１２日　稚内
５月１４日　釧路
５月１５日　根室

開花日程の早さは、東西南北の位置関係とは関係が無さそうです。

何となくとしては、函館・江差を除くと、札幌を中心に外側（海側）に向かって日程が遅れていく感じです。

意外に、冬に晴天率も高く、雪の量も少なく、日中の最高気温の高めな太平洋側が、桜の開花日は早そうに想像してしまいますけど、実は太平洋側の方が内陸部やオホーツク海側に比べて遅いんですよ。

※気温データの参照元：気象庁ホームページ
※掲載順は、開花の早い順で並べてみました（位置関係的には変則ですけど）

１９６９年～２０１８年の５０年間✖各年１０日＝５００日の各日最高気温を調べ、その最高気温の５００日の平均と最も最高気温が低い＝寒かった日・最も最高気温が高い＝暑かった日の最高気温を出しました。

ゴールデンウィークの最高気温・過去５０年・５００日平均と、今年のサクラの開花日の地域間差には、少しずつ誤差はあるものの何となく相関関係があるように見えます。

５００日のうち最も寒かった日の最高気温についても、同様に相関関係が感じられます。

しか～し、最高気温に関しては、何と帯広と網走が３０℃を超えるなど相関関係は無さそうです。

１９６９年～２０１８年の５０年間✖各年１０日＝５００日の各日最低気温を調べ、その最低気温の５００日の平均と最も最低気温が低い＝寒かった日・最も最低気温が高い＝暖かった日の最高気温を出しました。

松前と室蘭以外では、ゴールデンウィークであっても氷点下にまで気温が低下する可能性があることが分かりますよ。

ゴールデンウィークには、北海道外から旅行に訪れる観光客がたくさんいると思いますけど、まだまだ冬の服装が必要な北海道です。

函館や札幌だけなら、日によっては春の服装だけで済みそうですけど、道北や道東方面にも行かれる方はご注意ください。

札幌の気温だけチェックして服装を決めてはいけないってことを！

そして、札幌だけでも東京の感覚では超真冬の気温の日が十分にあり得るってことも！

ただ、ゴールデンウィークが終わっても、まだまだサクラを観ることができる北海道にもご注目してください！

ゴールデンウィークに旅行すると、費用は高くて観光地や宿泊施設は混んでいて、コストパフォーマンスは最低ですよ。

札幌もゴールデンウィークはめっちゃ混みです。

札幌のゴールデンウィークは、確かにサクラが満開になる年も多いのですけど、まだまだ緑は少ないし寒さにやられてしまう日も多いので、できれば避けた方が良いですよ。

元東京からの北海道旅行リピーターからのご提案でした。。

それではまた。。。