今日の北海道は、日本海側に暴風雪警報が出ていて、札幌も日中から夕方にかけてマイナス10℃を下回る予定ですよ。
しか~し、太平洋側の苫小牧とか釧路とかには晴れマークが出ています。
毎朝ニュース番組でお天気をチェックしているときにも、けっこうな確率で日本海側は「雪」マーク・太平洋側は「晴」マークということが多いです。
ま~本州でも、東京や名古屋の太平洋側と北陸新潟などの日本海側で、気温も雪の量も違うので、北海道もそうなんでしょうね。
東京にいる時は、1つの北海道として一括りで見ていたけれど、実際にどれだけ違うのか?
先日、釧路や帯広・旭川と寒さ比べをしましたけど、今回は苫小牧・室蘭と寒くない&雪が少ない比べをしてみましたよ!
※気象データの出典元:気象庁ホームページ
最近の3年間の1月(2016年~2018年)
札幌 | 苫小牧 | 室蘭 | 小樽 | |
降雪量合計の平均(cm) | 117.0 | 51.0 | 51.7 | 147.7 |
日照時間の平均(時間) | 84.6 | 136.3 | 75.6 | 58.0 |
日最高気温の平均(℃) | -0.8 | 0.5 | 0.8 | -0.8 |
最高気温(℃) | 5.9 | 7.7 | 7.6 | 5.6 |
日最低気温の平均(℃) | -6.1 | -7.8 | -3.8 | -5.8 |
最低気温(℃) | -12.8 | -18.1 | -10.1 | -11.4 |
毎日見ていたニュース・天気予報での印象は正しかったようで、日本海側の小樽が太平洋側の苫小牧・室蘭よりも3倍近い積雪量がありますよ。
但し、日照時間については、苫小牧が小樽・札幌より多いので印象の通りでしたけど、室蘭は札幌よりも少ない結果となりました。
気温は、若干の差ではあるのですけど、日照時間とは異なり、室蘭が一番温いという結果になりました。
3年間だけだと、年による特殊性が出る可能性もあるので、過去30年間についても調べてみましたよ。
過去30年間の1月(1981年から2010年)
札幌 | 苫小牧 | 室蘭 | 小樽 | |
降雪量合計(cm) | 173 | 39 | 65 | 194 |
日照時間(時間) | 92.5 | 141.3 | 89.7 | 66.2 |
日最高気温の平均(℃) | -0.6 | 0.2 | 0.3 | -0.7 |
日最低気温の平均(℃) | -7 | -8.3 | -4.2 | -6.1 |
3年間と違い、降雪量の少なさと日照時間の多さにおいて、苫小牧が一番良いことがより明確になりました。
そして、札幌や小樽の降雪量においては、この3年間は過去に比べてかなり少ないことも分かります。そう言えば、昨年・2018年の初雪が過去最遅記録の11月20日に並びました。昔に比べれば、住みやすくなったということでしょうか。
まとめ
気温と雪の量・日照時間だけを見ると、苫小牧に住むのが良さそうな気がしてきます。
ただ、東京の10℃と札幌の0℃は体感的にあまり変わらない、その理由は雪があることで寒さが和らぐからと以前にお伝えしたことがあります通り、雪が無く晴天となれば、東京で感じていた放射冷却などが苫小牧でも感じてしまうのか?
一軒家に住むなら断然に雪が少ない方が良いんですけど、マンション暮らしなら除雪作業の必要が無いので、どうなんでしょう?
きっと、結論は苫小牧に住んでみないと分かりませんね。
快適に生活できるかどうかは、天候だけでなく、買い物や交通・余暇生活などの利便性なども大きく影響しますし、それらの優先順位は人によって異なりますからね。
札幌が良いのか?苫小牧や釧路が良いのか?富良野とかもっと大自然の中が良いのか?
私は、やっぱり札幌派ですけどね。
それではまた。。。