新一万円札の渋沢栄一は北海道にも大きな関りがあった!!

「日本資本主義の父」と言われた渋沢栄一が、日本の新たな一万円札の顔と決まりましたけど、北海道の資本にも大きな影響力を与えてくれた人でもあったんですよ!

現在のサッポロビールや北ガス・JR北海道など北海道で重要な大企業の創設に関わっていたんです。

いろんなテレビ番組でも、ちょっと特集っぽくご紹介されていましたので、私もちょっと調べてみましたよ。

札幌だけでなく、函館や小樽・夕張など、北海道の各地で北海道産業の発展の礎となる企業の立ち上げに貢献していたようで、今でもその足跡が見られる観光地もあります。

小樽運河に残る旧澁澤倉庫は、あまりに有名ですね。

最後に、小樽観光についてもご紹介してみましたのでお楽しみに!

渋沢栄一と北海道の関係

まずは渋沢栄一簡単にご紹介

渋沢栄一は1840年に埼玉県で生まれた実業家です。

簡単にまとめると、日本最初の国立銀行や東京証券取引所の設立をはじめ500社もの企業等設立に関与された方です。

現在にも続く大企業の礎を築くなどの貢献度から「日本資本主義の父」と呼ばれています。

サッポロビールと渋沢栄一

渋沢栄一は、サッポロビールの前身である「札幌麦酒株式会社」の設立を支援しました。

1887年に開拓使麦酒醸造所を継承した「札幌麦酒会社」で委員長を、その後の「札幌麦酒株式会社」では取締役会長になりました。

そして、1906年に3社の合併によって「大日本麦酒株式会社」を設立する時に設立総会議長となり、取締役にも就任しました。

JR北海道・夕張・小樽での渋沢栄一

渋沢栄一は、発起人の一人として北海道炭礦鉄道の創立に出願もしています。

現在のJR北海道(北海道旅客鉄道株式会社)は、この北海道炭礦鉄道(小樽)や函樽鉄道がルーツなんです。

函館での渋沢栄一

JR北海道へのもう一つのルーツである「函樽鉄道株式会社」(函館―小樽間の函館本線敷設)でも創立発起人になっています。

函館では別に、「函館馬車鉄道株式会社」と「函館水電株式会社」の株主になっていて、この2社が合併をして現在の「函館市企業局交通部」つまりは函館市電となっているんです。

更に、「函館船渠株式会社」の創立委員長や取締役・相談役・整理委員にもなっていて、これが現在の函館どつく株式会社です。

北ガスでの渋沢栄一

更には、現在の北海道ガス株式会社の設立に関わったいて、「北海道瓦斯株式会社」が設立される際に、発起人&株主となっています。

北海道の銀行での渋沢栄一

渋沢栄一は国立銀行を次々と設立していますけど、そのうちの「第二十国立銀行」は函館・小樽・根室・札幌に支店や出張所が設置されていました。

また、1999年に経営破綻した「株式会社北海道拓殖銀行」の設立委員も努めたようです。

製紙業での渋沢栄一

現在の「王子製紙株式会社」へと続く「抄紙会社」の設立にも関わっていたようです。

小樽での渋沢栄一

渋沢栄一の名前を残す会社として「澁澤倉庫株式会社」があります。

この澁澤倉庫が大正時代に小樽進出し、小樽運河沿いの石造り倉庫群として残され活用されています。

小樽観光はいつがいい?


いつ行っても外国人観光客でごった返しで、年間を通して旅行ピーク期の小樽ですけど、特にシーズンを選ぶとすれば、11月初旬と2月中旬が特徴的でおすすめですよ。

紅葉と青の運河が楽しめる11月初旬

雪あかりの路が楽しめる2月中旬


日銀旧小樽支店金融資料館



こちらで、過去の紙幣が見られるようなので、小樽に行ったら、無料ですし小樽観光の通り道でもあるので立ち寄ってみて下さい。

雪もほぼ無くなって、昨日今日は16℃17℃の暖かい日を迎えている札幌では、5月のサクラから9月のオータムフェストまで、毎週どこかで何かが楽しめるシーズンです。

なので、小樽に行っている暇はなさそうですけど、11月にはまた「青の洞窟」と小樽運河散歩に行ってみたいな~と。。。

それではまた。。。

error: Content is protected !!