真冬日が10日も続く札幌市ですけど、もう1つの大敵「雪」について、またHTB「イチモニ」でおもしろい情報をゲットしましたよ!
何と、同じ札幌市でも雪が多い区と少ない区で2倍も違うんですよ。
そう言えば、気温が区によって違うって聞いたことがあるので、雪の量も違うんでしょう。
札幌で積雪量が多い区からランキング
HTB「イチモニ」お天気コーナーの清水さんの調べによると、昨日午前9時現在の各区ごとの積雪量がぜんぜん違うことが分かります。
北 区 110cm
厚別区 88cm
東 区 84cm
手稲区 75cm
西 区 72cm
豊平区 67cm
清田区 60cm
南 区 59cm
中央区 58cm
白石区 56cm
札幌周辺都市の降雪量比較
こちらは、積雪量が調べられなかったので、降雪量です。降雪量が多ければ積雪量も多いということでしょう。
過去10年間の1月1か月間の降雪量を調べ、今年2019年の量と、10年間平均を出して比較してみました。
1月の降雪量(cm) | ||
2019年 | 10年平均 | |
札幌 | 125 | 130 |
石狩 | 148 | 202 |
江別 | – | – |
恵庭島松 | 160 | 139 |
千歳 | 78 | 65 |
岩見沢 | 187 | 215 |
夕張 | 225 | 218 |
小樽 | 121 | 165 |
余市 | 156 | 217 |
※データ参照元は気象庁ホームページです。江別はデータなし。
札幌は、周辺都市に比べて、かなり降雪量が少ない方であることが分かりました。千歳市は、新千歳空港の航空機欠航ニュースにばかり注目してしまいがちですけど、実は雪の量が少ないエリアなんですね。
最低気温で札幌と周辺都市を比較
冬の大敵である寒さと大雪について、雪の量について、札幌市は少ない方だということは分かりました。
それでは寒さはどうか?もついでに調べてみますよ。
毎日見ている天気予報の最低気温を見ていると、札幌は北見や釧路などに比べるとかなり最低気温が高めであることが分かるんですけど、ヒートアイランド現象などとも言われているので、降雪量と同じく札幌周辺都市の最低気温について調べてみましたよ。
過去10年間・2010年~2019年の1月だけですけど調べ、10年間で一番最低だった日と、日の最低気温の10年間平均を割り出してみました。
1月の最低気温(℃) | ||
一番寒い日 | 10年平均 | |
札幌 | -12.8 | -6.4 |
石狩 | -19.7 | -8.7 |
江別 | -24.8 | -11.9 |
恵庭島松 | -23.4 | -12.9 |
千歳 | -24.8 | -13.4 |
岩見沢 | -19.5 | -9.2 |
夕張 | -21.4 | -11.1 |
小樽 | -13.0 | -6.0 |
余市 | -17.2 | -8.2 |
※データ参照元は気象庁ホームページです。
江別や恵庭・千歳などが、過去10年間にマイナス20℃以下にまで下がっているのに対し、札幌はマイナス12℃までしか下がっていません。
平均最低気温でも、札幌は-6.4℃で、江別・恵庭・千歳の-10℃以下よりもだいぶ温いですよ。
まとめ
札幌は、周りの都市に比べて、寒さも弱いし、雪の量も多くはないことが分かりましたよ。
そして、札幌市の中でも、中央区や清田区・南区・白石区は積雪量が少ない方です。
ということは、札幌市周辺に移住する際に冬の気候が心配な人は、札幌市中央区・清田区・南区・白石区あたりが無難だということになりますよ。
しか~し、中央区は家賃が高い、清田区は地震の時に液状化現象があった、南区はクマの出没情報が多い、白石区は治安があまり良くないと不動産屋さんが言う。。。など、それぞれにメリット・デメリットはありそうです。
ただ、北区や東区は札幌駅からも近いため、けっこうマンション価格などが高騰している割には、積雪量が多い・地震の震度も高かった・治安もどちらかというと不安視の声があり・・・など、特に女性にはあまりおすすめできないかもしれませんよ。
ただ、マンション探しで重要視する部分は人によって違いますからね。。。
買い物や飲食などを重視するとだいたい治安の悪いエリアになってしまうし。。。
治安が悪いと言ったって、札幌は犯罪率が低い大都市なので。。。
それではまた。。。