札幌移住を本当におすすめできる8つの理由と人によりけりな要素17

2018年5月に札幌へ移住して、早いものでもう3年がたちました。

東京から毎年のように北海道へ旅行で来ていて、あんまりにも好きすぎて、ついに移住してしまいました。

3回の冬を超えて、4回目の夏に突入していますが、本当に札幌移住は自信をもって他人におすすめできると感じています。

そんな北海道民ではない私が、実際に札幌で生活を始めてみて、実際に住んでみないと分からないこともたくさん学びました。

札幌へ移住して丸3年が過ぎたので、札幌移住の何がおすすめなのか?まとめてみても良い頃ではないかと、今回の記事にしてみました。

私なりに、本当に札幌移住を本当におすすめできる理由8つと、おすすめできるか否かは人によりけりではないですか?という要素17個に分けてみました。

前半だけでも、全項目でも、目次からか興味のある項目だけでも、お好きなように読んでみてくださいね。

目次

札幌移住を本当におすすめできる理由

マンションの家賃・分譲価格は安い/札幌移住おすすめ❶

マンション家賃・分譲価格が安い!は、札幌移住おすすめ理由の中でも最高ランクの種類ですが、どのような地域で比較するかによって、その評価は分かれます。

このおすすめ論を否定する意見として、首都圏と札幌の比較対象を、通勤時間1時間程度のエリアにして、札幌は大して安くない!とされるご意見もあります。

しかし、札幌移住においては、通勤時間が1時間もかかるような地域へ移住する方は、ほとんどいません。

そもそも、通勤時間がDoor to Doorで約30分という夢のような生活ができる環境が札幌では珍しくなく、通勤時間30分間エリアでは、違いなく札幌のマンション賃貸・分譲価格は、東京よりも安くて最高です。

札幌の場合、オフィスが一番多い大通駅まで、地下鉄線で一番遠い駅が新さっぽろ駅で所要時間20分です。

と言うことは、地下鉄線での出勤平均乗車時間は10分程度ということです。

家から徒歩5分+地下鉄乗車時間10分+会社まで徒歩5分+その他に電車待ち時間などに10分かかったとしても、通勤時間は約30分という計算です。

首都圏で言えば、山手線沿線に住んでいるようなものですね。

但し、同じ山手線と言っても駅によって大きな差があるように、札幌の大通駅・さっぽろ駅から10分以内の駅でも大きな差があります。

札幌の夏は暑さ控えめ/札幌移住おすすめ❷

北海道の夏は涼しいというおすすめ論が多い中、最近の北海道は暑い!というご意見もよく聞きますね。

確かに30℃近い暑苦しい日が一週間程度続く年もあって、その年は北海道も暑い!となるのですが、東京や大阪・福岡に比べれば、はるかに天国と言えます。

下に、7月~9月・3か月間の真夏日(最高気温が30℃以上の日)の日数を、10年間分一覧にしてみました。

※データの参照元は気象庁HPです。

(日)札幌東京大阪福岡
2011年10556764
2012年19647261
2013年9556970
2014年9415743
2015年6424839
2016年11527366
2017年7477062
2018年7596566
2019年15466345
2020年11475748
10年平均10.450.864.156.4

平均すると、東京・大阪・福岡の1/6~1/5しかありませんね。

2012年や2019年などは北海道も暑い!と言ってしまいそうですが、それでも1/3未満です。

また、日の最高気温の各月平均・平年値(1991~2020年30年間の平均・気象庁HPデータ)も一覧にしてみました。

(℃)札幌東京大阪福岡
7月25.429.931.831.2
8月26.431.333.732.5
9月22.827.529.528.6

日の最高気温が25~6℃程度なら、大きなストレスにはならない範囲ですよね。

札幌に住んで、その気温帯に慣れてしまうと、札幌の夏は涼しい!天国!とは言えなくなりますが、東京の夏に戻れますか?と聞かれれば、答えは絶対にNO!です。

慣れてしまうと28℃くらいでも今日は暑いな~っとなりますが、東京の夏で28℃なら快適な部類ですよね。

もう毎日が30℃以上という生活は無理ですね。。。東京へ転勤した北海道民が、夏が地獄!と言ってました。

札幌移住が本当におすすめ!というよりは、1度北海道に移住したら、もう後戻りできない!というネガティブな話にもなりそうです。

梅雨だけでなく秋雨もない/札幌移住おすすめ❸

北海道に「梅雨」が無いのはけっこう有名な話ですし、気象庁も認めていることですね。

そして、北海道には「秋雨」の現象があると、気象庁は認めています。

しかし、私が気象データを見る限り、梅雨が無いということと同様に、秋雨も無い=おすすめ!と捉えられます。

そのデータとして気象庁の「降水量」30年間平年値(1991年~2020年)を一覧にしてみました。

(mm)札幌東京大阪福岡
6月 60 168 185 250
7月 91 156 174 299
8月 127 155 113 210
9月 142 225 153 175

本当は旬別(上旬・中旬・下旬)データの方がより分かりやすいのですが、長くなるので月別にしました。

月別でも十分に、梅雨シーズンの6月7月と同様に、秋雨シーズンの9月も、札幌の方が東京よりはるかに雨の量が少ないことが分かりますね(大阪は僅差ですが)。

札幌では、雪が降ることよりも雨が降ることの方が嫌がられますが、それくらい雨の日が少ないということですね。

雨が嫌いな方には、札幌移住は本当におすすめできますよ!

車が無くても困らない/札幌移住おすすめ❹

北海道って車が無いと生活できない!とか、雪国での運転って危険そう!とか、そもそも自動車を運転できない!という方にとって、自動車関連は札幌移住の足かせになると思われがちです。

しかし、札幌のショッピングモールや食品スーパーなどは、自動車が無くても行ける徒歩圏に意外と多いので、車が無くても生活に困ることはありません。

あるブログ記事に、車が無くても大丈夫!というのは個人的な感覚に過ぎない!というご意見がありました。

その根拠として、Twitterのアンケートで「札幌にお住まいの方へのアンケートです。車が必要かどうかのアンケートです。」の答えが

13% 車は不要(独身)
17% 車は必要(独身)
8% 車は不要(既婚)
62% 車は必要(既婚)

で、既婚者においては圧倒的に車が必要と答えている人が多いのだから!独身者は不要と思えても既婚者には思えない人が多いので「絶対に大丈夫」とは言えない!と反論されています。

そのご意見に対し、私も反論してみようと思います。

①そもそも、札幌にお住まいの方という呼び掛けに、どれくらい札幌移住者がいるのでしょうか?北海道民がたくさん入ってしまっていないでしょうか?

②また、質問の仕方にはバイアスがかかり過ぎていますね。。。必要か不要か?と2択だけで聞かれれば、必要と答える方にバイアスがかかります。

必要度が0%の場合に「不要」、5%でもあれば「不要」という答えにならず「必要」となってしまいますからね。

ということで、残念ながらそのご意見は参考にできませんね。

東京在住者の感覚では、山手線沿線の駅から徒歩10分以内くらいに住んでいると、車は無くても大丈夫!と断言できますが、札幌の地下鉄沿線駅から徒歩5分程度に住んでみると、ほぼ同じ感覚になると思います。

自動車の維持費って馬鹿になりませんし、カーシェアにしても事故リスクも怖いので、自動車なしの生活ができるのなら、持たない方が良いですね。

どうしても生活のためにマイカーが必要!という生活より、自動車にかかるコストを、もっと他のことに有効活用できるので、札幌移住は本当におすすめです。

ゴキブリがいないは本当/札幌移住おすすめ❺

100%いないとは言いませんが、普通の住宅地では出ません。

但し、繁華街のきったない飲食店に行けば出ることもあるようです。

私は見たことありませんが、昔からの札幌市民の方はそう言っています。

東京で、ゴキブリが出ないエリアってあるんでしょうか?

地下鉄が止まらない/札幌移住おすすめ❻

よくJR線やバスの遅延・運休について、札幌移住のデメリット論として取り扱うブログ記事があります(私もそう思います)。

しかし、札幌へ転勤される方の9割以上は、地下鉄沿線に住み、その札幌市営地下鉄は、大きな地震などが無ければ止まりません。

2018年9月6日の大地震では止まりましたし、その後の余震時にも何回か止まっているので、そのような異常時を除けば!ということなりますが、止まらないと言っても過言ではありません。

首都圏では、雪が降ると私鉄が止まり、私鉄と乗り合いしている地下鉄も止まることになりますが、札幌の地下鉄は他交通機関との乗り合いがありません。

また、首都圏の地下鉄は外に出る部分があるのですが、札幌の地下鉄は外に出る部分がありません。

正確に言うと、外を走る部分もシェルターがあるので、雪の影響を受けません。

更に、札幌市営地下鉄は全駅にホームドアが付いているので、人身事故が起きにくいです。

と言うことで、メトロより安心安全かもしれません。

輸送障害という国土交通省のデータでも、東京メトロや都営地下鉄よりも札幌市営地下鉄の方が優秀です!

札幌移住=地下鉄沿線のマンションに住む!ということを前提にしますが、東京の山手線沿線に住むよりも、通勤通学・休日のお出かけにおいても、安心安全・快適度合いにおいて、札幌移住は本当におすすめです。

国内航空便が充実/札幌移住おすすめ❼

新千歳空港の写真

羽田空港-新千歳空港の路線が日本一の搭乗者数であることは有名だと思いますが、新千歳から首都圏へは成田空港へも1日19便ほど飛んでいます(コロナ前)。

もちろん、コロナ禍においては減便などもありますし、通常時においても羽田空港に比べれば、便数などの利便性は下がります。

しかし、東京・大阪・名古屋を除く地方中核都市の中では、かなり路線・便数が充実しています。

下に、シーズンによって異なりますし、コロナ禍前の通常期として捉えてほしいのですが、各空港への便数を一覧にしてみました。

<東北>
青森5便・いわて花巻3便・秋田4便・仙台12便・山形1便・福島1便
<関越・北陸>
新潟4便・富山1便・小松1便
<関東>
茨城2便・成田19便・東京53便
<中部>
信州まつもと1便・静岡1便・名古屋(中部)18便
<関西>
大阪11便・関西15便・神戸6便
<中国四国>
岡山1便・広島2便・松山1便
<九州・沖縄>
福岡6便・沖縄2便

九州と四国への便数が少し少ないこと以外は、十分に揃っていると言えますね。

買い物が便利・コンパクトシティは超便利/札幌移住おすすめ❽

コンパクトシティという言葉の意味は、都市的土地利用の郊外への拡大を抑制すると同時に中心市街地の活性化が図られた、生活に必要な諸機能が近接した効率的で持続可能な都市、もしくはそれを目指した都市政策のことです。

一部のご意見に「南区の多くや清田区等ではコンパクトシティとは言えず、買い物をするのに車が必須な地域もあります」などと書かれていましたが、コンパクトシティとは上記の通りで、全ての地域が活性化されているという意味ではありません。

札幌市は、札幌駅~大通~すすきの駅+創成川イーストの周辺を中心市街地とした活性化が図られていて、このエリアに生活に必要な諸機能が接近した効率的で持続可能なかたちになっているので、十分に優秀なコンパクトシティであると言えます。

確かに、南区や清田区では車が必要な地域がありますが、そもそも南区や清田区、もっと言えば手稲区とかを選ぶ札幌移住者・転勤者は、かなりの少数派です。

私も、地下鉄沿線のマンションに住むことをお勧めしていて、その範囲からであれば、コンパクトシティである札幌の諸機能は十分に利用勝手が高いものと考えています。

東京では、これは品川、あれは有楽町かな?なんて、目的によって行くエリアを選択・移動しなければならなかったのですが、札幌では、大よそのものが札幌~すすきの間の2km弱に集まっているので超便利でおすすめです。

札幌移住をおすすめできるかは人によりけりな要素

よく札幌移住系のブログなどで、札幌移住のメリット!としておすすめされている内容がいくつもありますね。

しかし、そうした内容の中には、けっこう人によって違うのでは?という内容もあります。

そこで、最高!とまではおすすめできないけど、人によりけりでおすすめできる内容(私的にはNO!も含む)という感じで、まとめてみました。

前段の9つに+αな感じで見てみてください。

部屋の中が暖かい!は札幌移住のおすすめ要素か?①

ストーブの写真

部屋の中が暖かいというメリット論は、暖房費をたくさん使っている人の話ですので、人によりけりな内容となります。

確かに、1月の部屋の中の気温が一番高いのは北海道であるとか、1月に部屋の中で短パンをはく人の割合で沖縄・長崎に次いで北海道が第3位であるとか、という類の記事もあります。

しかし、札幌のマンションは、本州のマンションに比べて防寒性に優れているのは確かですが、分譲マンションであっても、さすがに冬の部屋は10℃以下に下がることが多く、とても部屋の中が暖かいという表現を使うのは憚れます。

逆に、札幌の商業施設は暖房が効きすぎていて、暑いというデメリットにもなりえます。

外は寒いのでダウンコートなどを着込んで外出した場合、ビルの中の商業施設ではコートだけでなくセーターまでも脱ぎたくなるくらい暖かく、コートとセーターを持って歩くのも面倒です。

ただ、札幌市民は、その室内の暑さに慣れているのか、ビル内をコート着たまま歩いている人もよく見かけます。

北海道民は、冬に部屋の中でアイスクリームを食べる人が多いと言われるくらい、部屋の中を暑くする傾向があり、北海道民も「自分たちは寒がりで寒さに弱い、その理由は本州よりも部屋の中を暖かくしているから」と言っているくらいです。

要するに、北海道の部屋の中は暖かい!ではなく、暖かくする人が多い!ということなので、私的にはおすすめしたくない内容ですが、構造的には東京のマンションより防寒性はあるので、おすすめ度は人によりけりとしておきます。

食べ物が美味しい!は札幌移住のおすすめ要素か?②

北海道の食べ物は何でもおいしい!スーパーで売っている野菜ですら美味しい!というおすすめ論がありますが、これも人によりけりと言えそうです。

よく、観光旅行に行った人たちは、その地域の地産地消的な料理をおいしいと言って食べますが、これは日本人の悪い癖ですね。

不味いとは言えない、他の人が美味しいと言っているものを美味しくないとは言えない日本人の性格がそう言わせているだけです。

北陸の人に言わせれば、北海道の料理は美味しくないと言います。

地元では、自分たちの加賀料理とかの方が美味しい言いますが、けっして北海道旅行中には言いません。

北海道の海産物でも冷凍ものはたくさんありますし、スーパーの野菜売り場には北海道産と並んで茨城産や千葉産なども並んでいます。

なぜ、並ぶんでしょう? 野菜の取れない冬ならまだ分かりますが、夏でも並んでいます。

スープカレーは、食べ慣れていないせいか、美味しいと感じる確率は高いのですが、ラーメンは、東京はじめ日本各地に美味しいお店がありますので、札幌のラーメンが特別美味しいとは言えません。

ラーメンの名店が多いのは確かですが、総数としてラーメン店が多いからで、札幌に移住してから、口コミ信じて行ってみたら残念!という確率が7割以上になります。

札幌に長く住んでいると、きっと北海道産だから美味しい!といった感覚は無くなり、スーパーに並ぶ野菜を選ぶときに「産地」はあまり気にならなくなりますよ。

いつまでも北海道産神話を信じたい人とそうでない現実的な人、おすすめ度は人によりけりですね。

ウィンタースポーツが楽しめる!は札幌移住のおすすめ要素か?③

北海道の富良野スキー場の写真

ウィンタースポーツが気軽に楽しめるということは、確かにその通りです。

スキースノボであれば、会社帰りでもナイタースキーに間に合いますし、年間パスポートを利用すれば、公共交通機関の費用を含めても、1回千円以内で行くことが可能であるというご意見もあり、その通りなんです。

カーリングも、地下鉄東豊線月寒中央駅から徒歩5分にある「どうぎんカーリングスタジアム」で手軽に楽しむことができます。

しかし、スキースノボを年に何回も行かれる方はそう多くはないですし、カーリングもまだまだマイナーなので、多くの人が注目するべき項目というほどではないかな?人によりけりかな!?と思います。

ただ、カーリングのように歳をとってからでも新たに始められるウィンタースポーツがあるという点では、注目してみる価値は高そうです。

夏のスポーツなら、パークゴルフという熟年層向き北海道生まれのスポーツ?もお手軽に楽しめます。

満員電車が少ない!は札幌移住のおすすめ要素か?④

札幌の満員電車が大した混雑ではないということは確かです。

さっぽろ~すすきの間が混むけど、東京の満員電車に比べれば大したことないのですが、東京の電車と言っても、かなり幅が広く、路線によっても時間帯によっても全然混雑度合いが違いますよね。

例えば、同じ山手線を渋谷から通勤時間帯に乗る場合、品川方面はかなり混みますが、新宿方面はそれほどではありません。

その品川方面でも、品川までは混みますが、品川を過ぎてからの東京方面はけっこう空いてきます。

ということで、札幌の満員電車が少ない!をどう捉えるかは、東京でどの路線・時間帯・方向に乗っていたかで変わり、そもそもリタイア後の移住であれば関係なさそうですので、おすすめ度は人によりけりとなります。。

スギ花粉はない!は札幌移住のおすすめ要素か?⑤

シラカバ花粉症の元となる白樺の木の写真

スギ花粉がないというメリットは、確かにその通りです。

北海道では、函館のあたりで少し飛んでいる程度で、札幌ではほぼ皆無と言っても過言ではありません。

但し、スギの代わりにシラカバとかイネ・ヨモギなどの花粉症にかかる人が北海道にはけっこういます。

札幌に来て不思議に思うことの1つに、冬にマスクをする人が少ないのに、春を過ぎてからマスクする人が増え出すという点です(コロナ前)。

本州ではインフルエンザとスギ花粉によって、冬にマスクをするのが普通ですが、札幌の人たちはインフルエンザ予防マスクをあまりせず、シラカバ花粉が流行り始めるGWあたりからマスクをする人が出てくるからなんです。

シラカバは6月頃には終わりますが、イネ科が6月から8月頃、ヨモギが8月から9月頃に症状が現れますので、夏までマスクをする人たちが街のどこかで見かけられます。

ま~そもそも花粉症に苦しんでいるか否か?アレルギー体質度がどうか?人によりけりな話ですね。

交通の便が良い!は札幌移住のおすすめ要素か?⑥

基本的には、札幌市営地下鉄線沿線に住み、大通や札幌あたりの会社に勤めれば交通の便は良いと言えます。

大よその転勤者は、オフィスが大通・さっぽろ付近なので、問題ないですね。

但し、一部のご意見では、中心部にまで出ないと路線の乗り換えができないということに不便さを感じている移住者の方もいらっしゃいます。

確かにその通りで、大通駅かさっぽろ駅まで出ないと乗り換えができません。

特に、南北線と東豊線を北側から来て北側方面へ乗り換える場合には、大通駅での乗り換えが重複乗車になるためルール上できなく、さっぽろ駅で南北線と東豊線を乗り換えることになるのですが、さっぽろ駅は1回改札を出て入り直すなどの面倒があります。

ま~結局は札幌移住前に、どのような路線に住んでいたかとの比較論でもあり、札幌移住のおすすめ理由度は人によりけりですね。

ただ、ほとんどの人は良くなると言っても良いのですけどね。

首都圏の私鉄沿線にお住まいの方であれば、間違いなく札幌の交通事情は天国です!

イベント多く楽しめる!は札幌移住のおすすめ要素か?⑦

札幌市大通公園で開催されているオータムフェストの写真

札幌は人口200万人近い大都市であるとともに、日本有数の観光都市でもあります。

よって、観光客を集めるイベントは、雪まつりはじめ多数あります。

特に5月~9月までの間には、毎週のようにイベントがあり、札幌中心部は賑わっています。

しかし、そのイベントは観光客向けのものも多く、札幌住民にとって楽しめるものであるかどうかは人によりけりです。

特に、イベントの種類が芸能的(ダンス・ジャズなど)や花・アルコール類のものが多いので、やはり楽しめるか否かは人によりけりですね。

もちろん、コロナ禍はほとんどのイベントが中止になっています。

毎日が観光気分!は札幌移住のおすすめ要素か?⑧

札幌では、前記のイベントだけでなく観光要素がたくさんあります。

北海道旅行・札幌観光であれば、ほとんどの方が大通公園に来られますよね。

桜や紅葉・ライラックにチューリップなども楽しめ、夏には芝生に寝転がっている人たちも多く見かけます。

そんなこんなで、札幌では毎日が観光客気分でいられるのも確かです。

しかし、そもそも毎日観光をしたいとは思わない方というもいるでしょう。

たまに旅行したり、観光を楽しんだりするから楽しいのであって、毎日が観光では疲れてしまいますね。

逆に、リタイア後の移住民であれば毎日でも楽しめるのでしょうから、人によりけりですね。

実は、「雪まつり」に次ぐビッグイベントである「YOSAKOIソーラン祭り」は、多くの札幌市民に嫌われているという事実もあります。

交通規制がされたり、街中が騒がしくなって嫌なのだそうです。

街が綺麗!は札幌移住のおすすめ要素か?⑨

街がきれいであることが分かる札幌市大通公園の写真

札幌の街並みは、東京や大阪の街に比べて綺麗だと思います。

街の清掃活動がきちんとされているということもありますが、札幌の中心部はハード面が再開発等によりなかりキレイになっています。

しかし、すすきのの裏道は新宿の裏道並みにゴミが錯乱している!というご意見もあります。

ただ、確かにその通りなのですが、すすきのと歌舞伎町では街の大きさがかなり違いますので、ゴミ地帯の目立ち度合いが札幌では低いのだと思います。

たばこの吸い殻が落ちているから!というご意見も、確かにその通りですが、路上喫煙者が目立ち、何とかしてほしい!と思っている私から見ても、東京の路上と札幌の路上でそんなに差はないと感じています。

意外に情報として少ないのですが、3月の雪解け後の札幌市内の道は、とても汚いです。

冬に滑り止めのために歩道の雪の上に撒かれた砂利が、雪が解けた後に残るからで、乾けば色味も薄くなりますが、雪解けの水分が残っているうちは、真っ黒で汚く見えます。

車道わきに残る雪も汚いですね。

ま~手放しに綺麗だ綺麗だ!とも言えませんが、綺麗に見える方でもあり、人によりけりなおすすめ理由の範疇でしょうか。

気軽に観光地に行ける!は札幌移住のおすすめ要素か?⑩

確かに、小樽など割と近くに観光地がある、それ以前に札幌自体が観光地であるという点から、気軽に観光地に行けるということがメリットであるというご意見に賛同できるところもあります。

しかし、札幌にずっと住んでいる方にその感覚がないというご意見もあるように、移住してきて最初の1年2年は良いのですが、そのうち慣れてきて、行くところもなくなり、大したメリットとは思わなくなります。

そもそも、前に住んでいた街がどこであるかでもメリットと捉えられるか否か変わってきます。

やはり、札幌移住のおすすめ理由としては、人によりけり!程度ではないかと。。。

女性可愛く・男性おおらか!は札幌移住のおすすめ要素か?⑪

女性が可愛いのは確かで、都道府県別美人ランキングで3位であるというのも本当であると実感しています。

しかし、男性がおおらかという表現には賛同しかねます。

「おおらか」というより「大まか」「どんくさい」「気が利かない」といった感じです。

北海道で優秀な方は、男性は東京へ行き、女性は札幌に集まる傾向があります。

よって、札幌では男性より女性の方が優秀であり、女性は気が強いとも言われがちですが、その分キビキビとキチンと行動します。

男性は、動きも遅く判断能力も低い人が多いですが、これは大手企業(本社東京)の札幌部門にいるような人たちだけでなく、札幌市内のスーパーに行っても、よく見かけます。

女性スタッフの接客態度は笑顔も対応スピード良い方が多いのですが、商品出しをしている男性スタッフなどは、動きが鈍いどころか礼儀知らずな面もあります。

例えば、商品を運んでいるスタッフにお客様が道を開けてあげても、男性スタッフは何も言わずに道の真ん中を通り抜けていくので、どちらがお客様なのか?と思う場面は多いですね。

女性が可愛い!はおすすめ度「強」ですが、男性がおおらか!はおすすめ度「低」の範疇で、札幌移住のおすすめ理由としては、人によりけりですね。

適度にゆるい社会!は札幌移住のおすすめ要素か?⑫

適度にゆるいことを「良し」と捉えるか「ルーズ」と捉えるかで、かなり見方や感じ方が異なるというご意見もありますが、全くの同感です。

私は職業柄、日本全国の人たちと仕事をしてきていますが、先ほどの「男性おおらか」に疑問を呈したように、札幌の男性はルーズぎみの方が多いですね。

沖縄の男性にも「ゆるい」という感じがありますが、北海道の男性にはルーズと感じてしまうケースが多いですね。

きっと、北海道の女性が強くたくましいので、比較対象がいるせいだとも思います。沖縄では女性もゆるい人が多いですから。

よって、札幌は男性がゆるすぎてストレスを感じることが多い、女性には強すぎてストレスを感じる人もいる。

ま~、おすすめできる内容か否かは、受け取る方の性格が厳しめか緩めかでも異なるでしょうから、人によりけりと言えそうです。

気候や環境は良い!空気や水が綺麗!は札幌移住のおすすめ要素か?⑬

気候は、夏と真冬は良いですが、意外に初冬と初春が寒く、歩道もツルッツルで危険&ベチャベチャで汚い、といったデメリットも多分にあります。

環境や空気は良い方でしょう、但し、どこから引っ越してきたかでその印象は変わります。

水はきれいな方だと言われていますが、ペットボトルのお水を買って飲む人が多い時代に、どれほどの方が水道水に関心を持つのか?

ということで、札幌移住のおすすめ理由度としては、人によりけりとなりますね。

夜景が綺麗!は札幌移住のおすすめ要素か?⑭

確かに「日本新三大夜景」と呼ばれていて、藻岩山のロープウェイから夜景がいつでも見られるというのはおすすめです。

しかし、東京の夜景に慣れている人からすると、JRタワーの展望台から見る夜景にはがっかりする方が多いでしょう。

東京に住んでいなくても、地方にお住いの方々はスカイツリーや東京タワーなどからの夜景観賞を東京旅行の目的の1つにして行かれる人たちがいるので、札幌の夜景をどう感じるでしょうか?

確かに、藻岩山からの夜景だけは素晴らしい!です。

しかし、それ以外の札幌の夜景は、東京の夜景を見慣れた方かどう思うか?

やはり、札幌移住のおすすめ理由としては、人によりけりですね。

サービスレベルが高い!は札幌移住のおすすめ要素か?⑮

“長年小売業で働いていて客観的に小売業の接客レベルを判断することが出来るという方から、札幌のサービスレベルが高いとは言い難い”というご意見がありますが、半分賛成で、半分反対です。

先ほど男性がおおらか!に反対した文章でもお分かりの通り、札幌のサービスレベルは「女性は〇、男性は✖」といった傾向が強いので、サービスレベルが高い場合と低い場合があります。

しかし、もっと地方に行くと、男性も女性も✖というサービスレベルの地域がたくさん存在します。

その原因の多くには、その地域での競争がないため、何をしてもある程度商売が成り立ってしまうからということがあげられます。

競争が無い最大の理由は、全国チェーン店が少ないためです。

その点、札幌には全国チェーン店=企業として接客マニュアルなどの社内教育がある程度されている店舗が多く、高級ホテルのようなサービスは望めないまでも、一定程度のサービスは受けられます。

ま~高級ホテルであっても勘違いフロントスタッフをときどき見かけますから、サービスが高いか否かというよりも、ストレスのない気持ちよさを感じられるケースが多いか少ないかで判断すればよいのではなかろうか?と思う次第です。

そんなこんなで、札幌移住のおすすめ理由度としては、人によりけりです。

スポーツ観戦が楽しめる!は札幌移住のおすすめ要素か?⑯

確かに、プロ野球・サッカー・バスケットボール・ゴルフなどの他、スキージャンプ・カーリング・スケートなどのウィンタースポーツも観戦も楽しめますので、札幌移住のメリットであるのは確かですね。

但し、生で観戦した方が良い場合とそうでない場合があります。

そのスポーツの経験者であるか否かも観方を変えますが、テレビで観た方が良いという場合も多いので、生観戦ができることをどこまでメリットに感じられるかは、人によりけりと言えますね。

特にカーリングは、圧倒的にテレビの方が分かりやすいです。

実際に観戦してみましたが、けっこうストーンが見えにくく、スタジアム内はかなり寒いです。

野球・サッカーは球場で全体の動きが見えた方が良い場合と、1つのプレイを集中してした観た方が良い場合と別れますね。

住所が分かりやすい!は札幌移住おすすめ要素か?⑰

確かに札幌の中心部は碁盤の目になっていて、東西南北に数字で位置が分かるようになっています。

札幌の人たちは、「北4西6」などと言って場所を表現します。

しかし、移住民にとっては、最初はさっぱり分かりません。

首都圏出身の人であれば、番地よりも象徴的な地名・建物名や駅名などで表現してもらった方が分かりやすいですね。

碁盤の目の本場・京都出身の方ならすぐに慣れるのでしょうか?

ま~私もなんだかんだと慣れては来ましたが、だからと言って札幌移住は最高!と言えるような類ではありません。

札幌移住おすすめ理由の<まとめ>

いかでしたか?

意外に、旅行で得られる実感やいろんなネット情報と違う結果も多かったのではないでしょうか?

いろんな情報は、各個人個人の主観ですからね。

今回の記事では、そんな主観情報ではあるけれどけっこう多くの人が出されているメリット情報に対しても、本当におすすめなのかな?いやいや人によりけりでしょ!に分けて、まとめてみました。

どんな地域に住んでみても、良いところと悪いところ、自分にとって快適・不快に感じることはありますよね。

札幌移住は最高!いいぞ!というご意見も、そのおすすめ内容をなるほど!と捉えるか?本当に?と捉えるか。

また、移住前には理解できなかったけど実際に生活してみてよく分かった!場合と、全然大したことなかった!となる場合、受け取る人によりけりです。

ただ、少ない情報だけを鵜呑みにして移住生活に入るよりは、いろんな捉え方を知っておくことで役に立つことがあります。

札幌移住で失敗しないためには、できるだけ情報をもって、事前準備を万全にしておくことをおすすめします。

 

もうすぐ人口200万人に達する札幌市です。

200万人目の札幌市流入者が、この記事を読んだ札幌移住者であると良いな~と思いながら終わりにします。

それではまた。。。

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