札幌の街中でなぜカラスに襲われるのか?でかい!多い!札幌の特性

今日の朝のニュースでびっくりしたのが、札幌の中心部にある「さっぽろ創世スクエア」付近の横断歩道で、カラスの頭突き攻撃を受ける人たちの映像が流れていたことです。

しかも、一人や二人ではない!何人もの人たちです。

頭部から血を流すほどの被害を受けた方もいるんです!

札幌市内では、街中にカラスが多いな~と感じますし、頭上のカラスに注意!といった類の看板もよく見かけますよ。

大通公園のイベントでもカラスをよく見かけ、食べ物を狙った被害はときどき目にしますけど、人への直接攻撃は見たことがありません。

なぜ、食べ物を持っているわけでもない人たちを、人がたくさんいる大きな通りで、カラスが襲ってくるのか?

カラスの攻撃理由や対処法、なぜ札幌にカラスが多いのか?など、まとめてみましたよ。

カラスに襲われる理由

親カラスと雛のカラスの写真

カラスの繁殖期に注意

カラスは4月上旬頃~7月下旬頃に、2羽の番(つがい)で巣を作って、3~5個くらいの卵を産んでヒナの巣立ちまで育てますが、この期間がカラスに襲われる可能性のある時期です。

卵を産むと20日程度でヒナはかえりますが、それからヒナが巣立つまでに1か月くらいかかります。

街にいるハシブトガラスが、このヒナの巣立ちまでの時期に神経質になります(全てのハシブトガラスではないようですけど)。

特にヒナが巣立つ時期に、巣の付近や巣から落ちたヒナの近くを人が通ると、ヒナを守るために、人に対して威嚇をしてきます。

カラスから攻撃されない方法

カラスが「カッカッカッ」と小刻みに鳴いているときは要注意です。

近くに巣がある場合があるので、その通りを迂回するなどして、その付近からできる限り遠ざかりましょう。

巣を見つけても、巣の下で立ち止まったり見上げたりしてはいけませんよ。

しかし、その通りをどうしても通らなければならない場合は、バンザイのように両腕を真っすぐに上げながら、ゆっくり通過しましょう。

できれば、頭・肩を覆うように傘を差すか、頭を守るために帽子をかぶると良いですよ。

なぜ札幌市内にカラスが多いのか

日本のカラスは大よそ3種類

日本で見られるカラスは3種類です。

でかいのはハシブトカラス

街中でよく見かける、でかいカラスは「ハシブトカラス」と言います。

口ばしが太いカラスで、カアカア煩いのはハシブトカラスです。

小さいのはハシボソカラス

田舎の方、ゴルフ場とか田んぼでよく見る、小さめのカラスは「ハシボソカラス」です。

口ばしが細いカラスです。

札幌では見ないワタリガラス

ハシブトカラスよりも更にでかいカラスが「ワタリガラス」です。

しかし、ワタリガラスは北方系なので、日本では利尻・礼文でしか繁殖しません。

札幌は2種類が生息する全国でも稀な地域

本来は、街中にハシブト、田舎にハシボソなのですが、札幌のように都会と田舎がより近い地域では、ハシブトとハシボソの両方が生息しているため、カラスの量が多いようです。

これは全国的には稀なことで、他には仙台でも同じ現象が見られるそうです。

ハシブトとハシボソでは、身体の大きいハシブトの方が強いために、ハシボソはエサを横取りされるなどイジメにあうそうです。

ただ、その分ハシボソの方が賢くなって、車に胡桃を轢かせて割ったりするなど、工夫や学習の能力が高いそうです。

よく、ゴルフカートに置いてある食べ物を持っていくカラスがいますけど、バックのチャックをあけるとか、こちらがグリーン上でカートから離れている時をうまく狙うとか、関東のカラスより北海道のカラスの方がずる賢さが高いように感じますよ。

まとめ

札幌のカラスは、すすきのや円山公園とかをねぐらにしているようですが、夕方になると、東から西(円山公園方向)へ飛んでいきます。

早朝のススキノにはカラスの鳴き声が響き渡るそうです。

日本有数の歓楽街であるススキノの飲食店などから出るゴミを狙って、人が少なくなる時間帯である早朝に活動を始めるのだそうです。

札幌市も、景観保全と併せカラス対策のために、ススキノ周辺のゴミ収集を朝の5時から実施しているそうです。

カラスの活動時間帯に長くゴミを放置しないためですけど、その短い時間帯にゴミ袋をつつくカラスや、ゴミ収集車について回るカラスも多いそうです。

しかし、カラスも害になるばかりではなく、酔っ払いの吐しゃ物を掃除してくれたり、ネズミを捕獲するなど役に立っている部分もあるそうです。

自然が近い大都会であるのが札幌の良いところです。

自然と近いメリットにはデメリットも付き物ですから、ある程度は受け入れながら、こちらもカラスを刺激しないように共生していく努力も、札幌で賢く生きる術かもしれません。

それではまた。。。

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