10日間も最高気温が氷点下の寒さが続いた日々から脱出しかけた今週ですけど、実はこれからの季節(2月下旬~3月)が北海道で一番暮らしにくい季節なんだそうですよ!
やっと寒さストレスから解放されたと思いきや、またストレスの日々が来るのかと思うと「冬季うつ病」になってもおかしくない気配がしてきましたよ。
この「冬季うつ病」という名称は北海道に来て初めて知ったのですけど、そもそもは日光浴不足が原因で、秋から冬にかけて発症する症状だそうです。
しかし、私は今(今後)、その症状にかかるのではないかと恐れています。
そこで、そもそもその「冬季うつ病」とは何か?について、そして、なぜ私が今恐れているのかを、札幌移住者の多くの人にあてはまることかもしれないので、ご説明しますよ。
「冬季うつ病」とは?
医学的には
正式には、季節性情動障害と呼ばれているうつ病のサブタイプの一種で、季節性気分障害・季節性感情障害などとも呼ばれています。
また、秋から冬にかけて抑うつが始まり、春や夏になると治まるというサイクルを繰り返すので「反復性冬季うつ病」と呼ばれることもあるそうですよ。
冬季うつ病の症状
➀気分が落ち込んだり、楽しめなくなったりする
②仕事をうまく対応できなくなったり、集中力が落ちてくる
③疲れやすく、体を動かすのが面倒になる
④睡眠時間が長くなったり、朝起きるのが辛くなる
⑤食欲減退か、逆に炭水化物などの過食になる
冬季うつ病の原因
冬季うつ病となる要因としては、主には日照時間の不足があります。
日照時間が減ると、脳内のセロトニン と呼ばれるタンパク質の量が減少するためです。
太陽の光を浴びることでセロトニンが作られるのですけど、このセロトニンは睡眠ホルモンであるメラトニンの原料にもなっています。
まずは、セロトニンの分泌が減ることで気分の低下などを招きます。
そして、セロトニンの減少が起きてメラトニンが十分に生成されなくなることで、メラトニンによる季節のリズムや睡眠・覚醒リズム、ホルモン分泌リズムなどの体内時計を調整する作用が不足することになり、睡眠不足などを招きます。
これらの変調により冬季うつ病症状が発生しやすくなるということですけど、まだ解明されていない部分も多い病気だそうですよ。
冬季うつ病になりやすい方面
日照不足になりやすい緯度の高いエリアが「冬季うつ病」になりやすいエリアで、ヨーロッパなど北海道よりも緯度が高い国々では、冬季うつ病はかなり一般的に捉えられているのだそうです。
ただ、日本では中途半端な高緯度にあるために、冬季うつ病はあまり一般的に認識されていないようです。
しかし、北海道では一部認識されていますし、日本海側の地域では、よく転勤者が冬にうつ病にかかりやすいという話があります。
今「冬季うつ病」を恐れる理由
冬季うつ病にかかりやすい時季は、一般的には秋から冬にかけての時季だそうですけど、北海道の気象的な条件からすると、これからの2月3月でも十分に発症する可能性がありますよ。
日照不足はまだ続く
過去30年間(1981年~2010年)の平均日照時間と降雪量を気象庁のホームページより参照しました。後で説明しますけど、雪道ストレスも要因となるため、一緒に表示しました。
秋から冬(9月~12月)
降雪量 (cm) | 日照時間(時間) | ||
札幌 | 東京 | ||
9月上旬 | 0 | 51 | 41 |
9月中旬 | 0 | 55 | 34 |
9月下旬 | 0 | 55 | 22 |
10月上旬 | 0 | 54 | 52 |
10月中旬 | 0 | 50 | 19 |
10月下旬 | 2 | 49 | 68 |
11月上旬 | 3 | 39 | 46 |
11月中旬 | 10 | 30 | 48 |
11月下旬 | 19 | 31 | 57 |
12月上旬 | 31 | 28 | 26 |
12月中旬 | 46 | 27 | 48 |
12月下旬 | 56 | 31 | 71 |
秋雨の影響も少なく、10月中旬までは東京よりも日照時間の多い札幌ですけど、10月下旬から12月にかけて、かなり日照時間が減っていき、「冬季うつ病」に影響する日照時間について、東京より札幌の方が悪条件になることが明確です。
冬から春(2月~5月)
降雪量 (cm) | 日照時間(時間) | ||
札幌 | 東京 | ||
2月上旬 | 55 | 35 | 61 |
2月中旬 | 53 | 36 | 57 |
2月下旬 | 39 | 33 | 48 |
3月上旬 | 37 | 47 | 54 |
3月中旬 | 33 | 44 | 55 |
3月下旬 | 28 | 56 | 54 |
4月上旬 | 9 | 56 | 59 |
4月中旬 | 2 | 61 | 55 |
4月下旬 | 0 | 60 | 64 |
5月上旬 | 0 | 65 | 57 |
5月中旬 | 0 | 63 | 48 |
5月下旬 | 0 | 71 | 63 |
2月は下旬まで日照不足が続き、3月に入って増え始め3月下旬には東京に追いつきますよ。でも、まだ雪は降りますので雪に関するストレスからは離れられません。
この雪のストレスについてが今回の記事の重要ポイントなのですけど、後段の気温と大きく関係してくるので、どう重要なのかは後ほどご説明しますよ。
寒さストレスはまだまだ続く
冬季うつ病を発症させる要因の多くは日照時間の不足であると言われていますけど、寒さによるストレスも発症の一因と言われています。
秋から冬(9月~12月)
日最高気温の平均(℃) | 日最低気温の平均(℃) | |||
札幌 | 東京 | 札幌 | 東京 | |
9月上旬 | 24.3 | 29.2 | 16.5 | 21.8 |
9月中旬 | 22.5 | 27.0 | 14.2 | 19.8 |
9月下旬 | 20.4 | 24.5 | 11.8 | 17.5 |
10月上旬 | 18.5 | 23.0 | 9.7 | 16.2 |
10月中旬 | 16.4 | 21.8 | 7.7 | 14.5 |
10月下旬 | 13.8 | 20.0 | 5.5 | 12.2 |
11月上旬 | 11.6 | 18.2 | 3.5 | 10.2 |
11月中旬 | 7.9 | 16.2 | 1.1 | 8.3 |
11月下旬 | 5.9 | 14.5 | -0.6 | 6.3 |
12月上旬 | 3.8 | 13.3 | -2.4 | 5.0 |
12月中旬 | 1.4 | 11.7 | -4.7 | 3.5 |
12月下旬 | 1.1 | 10.9 | -5.1 | 2.3 |
改めて言うまでもないことですけど、11月中旬からは東京では味わうことのできない極寒になっていきますので、11月~12月頃に、日照不足と寒さストレスにより冬季うつ病を発症する可能性が高くなっていきますよ。
冬から春(2月~5月)
日最高気温の平均(℃) | 日最低気温の平均(℃) | |||
札幌 | 東京 | 札幌 | 東京 | |
2月上旬 | -0.6 | 9.8 | -7.3 | 1.3 |
2月中旬 | -0.1 | 10.4 | -6.7 | 1.8 |
2月下旬 | 1.3 | 10.9 | -5.6 | 2.2 |
3月上旬 | 2 | 12.3 | -5 | 3.1 |
3月中旬 | 4.1 | 13.9 | -2.6 | 4.4 |
3月下旬 | 5.8 | 14.6 | -1.2 | 5.6 |
4月上旬 | 9.3 | 17.2 | 1.3 | 7.7 |
4月中旬 | 11.5 | 18.9 | 3.2 | 9.5 |
4月下旬 | 13.9 | 20.8 | 5.1 | 11.2 |
5月上旬 | 15.9 | 22.2 | 6.9 | 13 |
5月中旬 | 17.3 | 22.4 | 8.2 | 13.7 |
5月下旬 | 18.7 | 24 | 9.8 | 15.1 |
氷点下生活を脱し、今週(2019年2月18日の週)は気温が日中3~5℃程度まで上がるので、普通は気分が向上していくと思いますよね!
しか~し、ここからが本当のストレスの始まりだそうで。。。
ツルツルと水たまりの最悪の時季に突入?
これからが本当のストレスの始まりとは一体どういうことか?
11月~12月にも経験したことですけど、札幌での冬の大敵は寒さでも大雪でもなく、ツルッツルに凍る危険な道にあるんです。滑って転んで骨折や頭を打ったりして救急病院に運ばれることにならないように注意しなければいけない季節なんです。
ツルッツル道ができる仕組みについては以前にも書きましたけど、積もった雪が日中の高温で融け、夜の低温で冷えて凍るというのが大概のところですよ(踏み固められたり、自動車の熱などの影響もありますけど、普通の歩道においてはこの仕組みです)。
で、なぜこれからが最悪な時季かと言いますと、
➀このツルッツル作成の仕組みは、雪が道路に積もっていなければできないことなので、11月とかは気温的な条件があっても、雪がまだ少ないために起きない日もあります。
しか~し、2月下旬~3月中旬の頃は12月~2月に降り積もった雪が大量に残っているため、いくらでも毎日でもツルッツル道をつくり出すことができてしまうんですよ。
③そして、気温がもう少し上がる3月中下旬以降は、夜の冷え込みも弱まってきて、融かした水を凍らせることができなくなります。
すると、車路には大きな水たまりが発生し、歩道にはベチャベチャ雪道が発生します。
歩道は歩きにくく、道路を横断する時には水たまりを避けて歩く必要ができ、信号待ちしている時は自動車が水たまりに猛突進して水をはじいていくのに注意しなければならないんですよ。
以上は、全て未経験者の私がいろんな記事を読んだまとめ記事なので、ちょっとチグハグな内容になってしまったかもしれません。
冬季うつ病を防ぐ方法
冬季うつ病対策として一番効果的なのは、ウォーキングや通勤などを活用して積極的に朝の光を浴びるということだそうですよ。
しか~し、ツルッツルのときも、びちゃびちゃのときも、快適なウォーキングなど難しいですよね。
他にも、栄養をきちんと取るとか、睡眠を十分にとる、職場を明るくする、人に相談してみる、ToDoリストを作成してみるなど、対処法がいろいろあるようですけど、何も冬季うつ病に関わらず普段から心がけていることばかりなので、今更これ以上やれと言われても!?って感じがします。
これからが最大の山場かもしれない
冬季うつ病の要因は、札幌の場合、日照不足だけでなく寒さストレスや歩行ストレスなども関わってくると思いますよ。
寒さについては、これビックリというか頷けてしまうことなんですけど、札幌の場合、1月2月より3月4月の方が寒さを感じるという意見があるんですよ。
保温効果の雪や曇りがなくなると確かにそうでしょうし、3月中旬以降は全国的に桜や春の暖かさのニュースが席巻してくる頃なので、まだ東京の冬並みの気温であることが、より寒さストレスを生むのかもしれませんよ。
雪の悪影響は、3月中下旬になると1度道路に積もった雪が無くなり喜んでいると、また雪が降るんだそうですよ。4月上旬でも雪が降る可能性ありますからね。
つまり、日照不足は3月中旬まで続く、寒さストレスは3月4月まで続く、歩行ストレスは3月下旬か4月上旬まで続くので、きっと、3月上旬~中旬は、最悪のストレスシーズンになるのかもしれませんよ!
あ~やだやだ!と思うだけでもストレスなのに。。。
しか~し、ここを乗り越えなければ札幌移住生活を後悔することになるので、何も考えず、そういうモノなんだと受け入れていくようにしようかと。。。
それしかないね。。。
それではまた。。。