東京ではお馴染みの駅メロが、札幌でも昨日(2019年2月4日)から始まったと、HTB「イチモニ」で特集してましたよ。
電車がホームに近づいていることを知らせるメロディだそうで「虹と雪のバラード」が少し速いテンポで10秒間流れるんだそうです。
ところで「虹と雪のバラード」って何?って感じですよ。
例えば東京で言えば、蒲田駅では蒲田行進曲という映画の主題歌が使われ、恵比寿駅ではエビスビールのCMで流れている曲が使われていますので、札幌も関係する曲なんでしょうね。
正解は、1972年札幌冬季オリンピックのテーマ曲だそうで、2030年に冬季オリンピックの招致を目指している札幌市が、その機運を高めようと始めたのです。
ただ、東京では出発する時に流れていましたが、札幌では到着することを知らせるメロディだそうです。
ということは、札幌地下鉄名物の「チュンチュン」という音は聞けなくなってしまうんでしょうか?
この「チュンチュン」は、札幌の地下鉄はレースの上を走っているのではなく、ゴムタイヤ式で走行しているんですけど、案内軌条方式という仕組みが音を発しているんですけど、これが無くなってしまうのか?ってことなんですよ。
このゴムタイヤ&案内軌条方式は日本初の札幌オリジナルなので、何となく寂しい気がします。
正解は大丈夫です!地下鉄の全49駅のうち26駅だけで採用されるので、残りの23駅では今まで通りです。
では、なぜ26駅だけなのか?
採用されない駅は、例えば南北線のさっぽろ駅や東西線の大通駅などですけど、「島式ホーム」といって、ホームの両側に電車が走る仕組みの駅です。
同じホームに上り下り両方の電車が来るので、どっちの電車が来たか分からなくなるからってことでしょうね。
でも、東京のように上下で曲を変えれば良いのでは?と思うんですけど、目的がオリンピック誘致の為ということで、その1曲だけを流したいんでしょうね。政治的目的であって、利用者のためのものではないので。。。
そして、そのメロディは札幌市民にとって懐かしい曲なのだそうで「生まれかわる サッポロの地に きみの名を書く オリンピックと」という詩だそうですが、流れる曲が早すぎて歌えないそうですよ。
早すぎて字余りっぽくなっちゃうそうです。。。
そもそもオリンピックにかかる経費を賄えるのか札幌は?
東京オリンピックの会場建設経費問題のニュースは、もう忘れ去られているんでしょうね。。。
それではまた。。。