札幌10月の最高気温を記録更新か？昨年も132年に2回の暖！その実態は？

今週は、10月なのに「夏日」になる！

それどころか観測史上の最高気温を大きく上回る２９℃になるのではないか！と騒がれていた札幌です。

結果、旭川などでは史上最高気温更新がされましたけど、札幌では３位の記録に終わりましたよ。

昨年の秋から冬にかけても、暖かさが話題になっていて、今年の夏は１０日連続の真夏日（３０℃）を記録するなど、気温高めに話題が集中する北海道の札幌です。

昨年の５月に札幌へ移住してきて、１年間過ごしてみて感じることは、いろんな「記録的な●●」というお天気紹介が多いな～ということですよ。

しかし、毎日暮らしている上においては、特にびっくり！といった感じは、周りの北海道民の方々からも感じられません。

そこで、過去１０年間の気温を調べてみて、グラフ化してみました。

そうしてみると、ん～ん、テレビが騒ぎ過ぎなのかな～実生活的には、あまり関係ないかもね！

そんな気もしてきましたので、ご紹介してみますよ。

９月～１１月の最高気温（１０年間）

２０１０年から２０１９年の１０月３日までの最高気温データを気象庁のホームページよりお借りし、今年の１０月４日以降の１週間はテレビニュースで流れている予報数値を入れ込み、過去１０年間の気温をグラフ化してみました。

特に、今年２０１９年と、記録的な暖かさと言われた２０１８年だけを色付けし太線にしました。

１０月の観測史上最高気温更新か！？

２０１９年１０月２日は、１０月の観測史上最も高い２９℃を記録するのではないかと騒がれていましたが、結果は２５．７℃で、昨日の１０月３日も２４℃でした。

確かに、他の９年に比べると、今年の１０月上旬は暖かくてラッキーって感じですけど、９月９日に３２．６℃であったことも例年よりも高かったんだな～ってこともそうですけど、それぞれが一瞬一瞬のことで、それ以外の日は、ず～っと例年よりも暖かい訳でもなく。。。

７月～８月に１０日連続で３０℃以上の真夏日になったことにはびっくりというかがっかりしましたが、その時ほどのインパクトはないですよね。

ちなみに、札幌の過去の「１０月の最高気温記録」は、

１位：２６．４℃（昭和６２年）

２位：２５．８℃（昭和５３年）

４位：２５．４℃（平成１４年）※今までは３位だった

１１月上旬まで最高気温が１０℃未満にならないのは１３２年でたったの２回

昨年の２０１８年がそうだった訳ですけど、グラフのグレーの各ラインを見ていると、１１月でも１０℃以上である日は多いですよ。

あくまでも寒い日は１０℃未満になってもおかしくないのに、今年はならなかったね～程度のことではないでしょうか？

１０月から１１月に日が進んでも、１０月の気温が続いているということが異常であるということに、日々過ごしていると気づかないですよね。

まとめ

ちなみに、北海道内の他の地域では１０月の最高気温記録を更新した地域もあります。

上富良野　２７．２℃
滝上　　　２７．２℃
枝幸　　　２６．８℃
名寄　　　２６．０℃
旭川　　　２５．９℃

それでも、北海道の早い紅葉は順調に色づいているようなので、特に問題はないですよ。

最近、ニュースの話題が少ないせいか、気象の記録に関する話題が増えているような気がします。

大通公園のイベントも閑散期を迎え、クマの騒動もひと段落していて、消費税増税も９月３０日～１０月１日の一部でのトラブル以外には特に話題性もなく、日本ハムファイターズは５位で終わり（ＣＳなし）、栗山監督も続投で。。。

１０月の気温が２５℃くらいなのは、東京ではごく当たり前のことだったので、私が気にならないだけなのかもしれんせんけどね。

ちなみに、真夏日が１０日も連続した時の記事はコチラです↓

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付録：気温の詳細データ

数値の単位：℃