北海道の雪不足が、毎日のように北海道ローカルテレビでは話題になっています。
一昨日、雪不足になると何が起きるのか?喜ぶ人と困る人、我々移住者・転勤者にとってどういうことなのか?投稿してみました。
で今日は、ではその雪不足っていつ頃まで続くのか?
過去に雪不足だった年は、その後も雪不足が続いたのか?について、ちょっと調べてみましたよ。
気象庁のデータをお貸りして、1月10日現在の最深積雪量が少なかった年・10年分を、その後15日刻みで最深積雪量がどう変わったのか?調べてみました。
ちなみに今朝の段階で、札幌中心部の積雪量は「8cm」で、平年の「45cm」の五分の一未満、そして観測史上最低となっています。
1月10日現在で積雪不足の年のその後
気象庁のデータにある限りの積雪量のデータから、最深積雪量の少ない年を10年選び、その年のその後の積雪量を、1月25日・2月10日・2月25日と15日刻みで追ってみました。
1月10日 | 1月25日 | 2月10日 | 2月25日 | |
1962年 | 13 | 82 | 41 | 52 |
1963年 | 14 | 35 | 38 | 47 |
1964年 | 16 | 29 | 66 | 73 |
1979年 | 17 | 44 | 90 | 60 |
1983年 | 17 | 35 | 31 | 48 |
1969年 | 18 | 39 | 108 | 76 |
1973年 | 20 | 45 | 48 | 38 |
1980年 | 20 | 45 | 55 | 111 |
1984年 | 21 | 39 | 64 | 108 |
1994年 | 21 | 37 | 87 | 64 |
平年 | 45 | 60 | 73 | 76 |
平年値も載せてみましたが、やはり平年値まで届いていない年が多いようです。
ま~積雪量は降雪量が積み重なり、気温や日照などの影響で融ける量が多いか少ないかで決まりますので、今の時点で過去ワーストの少なさであれば、それ以降も平年には追い付きにくいですね。
過去10年間の1月10日の積雪量
最深積雪(cm) | |
2019年 | 36 |
2018年 | 38 |
2017年 | 70 |
2016年 | 27 |
2015年 | 63 |
2014年 | 49 |
2013年 | 57 |
2012年 | 70 |
2011年 | 60 |
2010年 | 36 |
最近の10年間で見ると、少なくても26cmですから、歩道に雪が無いという今年のような状況は無かったようです。
まとめ
雪不足って、最近よりも昔の方が多かったということも意外でしたよ。
雪が少ないと困る人と喜ぶ人がいますが、私のような移住初心者や転勤族には、あまり影響はありませんね。
そのことについて詳しくは一昨日の記事をご覧ください↓
2020年冬シーズンの雪不足に関しては、札幌に限らず北海道全体(日本全国?)で起きています。2019年12月から2020年1月8日現在までず~っと雪不足であることが話題になっています。年末31日に雨が降ったりして、北海道民の[…]
でも、やっぱり札幌の冬は、雪景色であってほしいですから、適度な雪が積もってほしいですよ。
大通公園は終わってしまいましたが、JR札幌駅と地下鉄すすきの駅の間には、3月までホワイトイルミネーションが所々に輝いています。
雪に反射するイルミネーションがとってもきれいなんです!
ま~過去ワースト10の年も、1月25日には30cm以上の積雪があったようですから大丈夫でしょうか!?
(札幌の中心部はロードヒーティングになっている歩道が多いので、一面真っ白!にはなりにくいんですけどね・・・)
それではまた。。。